© 合同会社ブルーウォール All rights reserved.

MANAGEMENT

売上とお金

「経営者」と「幹部」の決定的な違いを「お金」の角度から簡単に解説してみましょう!

幹部とは売り上げを「稼ぐ」ことに主眼を置きますし、それが課された最重要任務と言えます。しかし、経営者は「稼ぐ」事に主眼を置きつつも、それ以外に最低でも2つの最重要任務を同時に抱えます。

それは何か?
私は下記の2点だと考えます。

  1. 「支払い」
  2. 「お金を残す」

つまり、経営者は「稼ぐ」と同じレベルで「使う」、そして「残す」に知恵を使います。単純に言えば「より多く稼ぎ」、「より少ない支払い」で済ませればお金は残るのです。そして、お金が残らないという事態にでもなれば組織経営最大のミッションである「雇用」と「存続」が危ぶまれます。

また、「売上」は通帳に移動すると「お金」と呼ばれます。稼ぐ時は「売上」と呼ばれますが、通帳に入ると「お金」に変化するのです。そして、この「お金」はまず「支払い」に使われ、次に「投資」や「納税」などに使われます。

つまり「お金」となった瞬間、使われるばかりということです。

しかも経営者は給料を筆頭とした大切な方々への支払いについて、「新たな価値が生まれるように」支払っていかなければなりません。そうしなければ売り上げが「増えて」いかないし、結果としてお金が「残らない」からです。

何かにつけてケチケチばかりしていたら関係する大切な方々から愛想をつかれます。やはり使うべきところはしっかり使わなければなりません。こういった支出は「投資」とも言えるでしょう。

実際の経営では「支払い」、「残す」、「投資する」という役割を幹部の皆様が担当することはまず無いでしょう。しかし、「スモールサロン」では「支払い」、「残す」、「投資する」という「キャッシュ」の動きを実際に疑似体験していただくことが可能です。

その結果、経営の循環(稼ぎ、支払い、残し、投資する)を肌で感じていただけたのではないでしょうか?

ページ上部へ戻る